日光澤温泉を目指す。

秘境の温泉に憧れて旅の計画をしました。

場所は栃木県日光市、群馬との県境の山奥、一般車両通行禁止という秘境の中の秘境と言えるこの温泉地帯が「奥鬼怒温泉郷」

ここには日光澤温泉、八丁の湯、加仁湯、手白澤温泉の4つの宿があります。

アクセス方法は登山道を2時間半、未舗装を自転車で2時間という体力に自身がない人は到達が難しい、そんなところに温泉宿があるんです。

駐車場から各温泉への地図

訪れた日はGW中でしたが、駐車場は8割埋まっていました。

この日は福島県猪苗代湖のキャンプ場から移動してきたため、午後から駐車場を出発し、日光澤温泉を目指す形になりました。

せっかくの旅なので、秘境に行きたい+自転車で山を下りたい+温泉に入りたいというやりたいことを詰め込んだ結果、「自転車で山を登る」というルートを選択しました。

しかし、自転車はBMXしか持っていなく、道は過酷でした・・・

まあ、いい鍛えになると思って気合で登りました。

楽しい旅になりそうだ(笑)

登ってみると景色は綺麗で行く道は私一人、とっても気持ちの良いサイクリングでした。

駐車場から1時間くらい。快晴で山がとっても綺麗

途中休憩しながらアップダウンを繰り返し・・・時間は15時半、出発が13時なので 2時間半と少し遅めのタイム。 ようやく日光澤温泉に到着しました。

日光澤温泉:静けさと佇まいが素晴らしい
看板犬がお出迎えしてくれます。

手続きを終え、部屋に入ってまず驚いたのはこんな時期なのにコタツがあって、豆炭が使われていたことです。。初豆炭コタツでしたが、入ってみるとほんのり暖かく、ほっと一息つくには気持ちいい感触でした。

部屋の内観:木造で暖かい

・・・ここまで自転車で来たので早く汗を洗い流したいと、早速風呂場へ向かいました。水質は白にごりでナトリウム系の温泉でした。

内風呂1つと露天風呂が2つあり、外は山に囲まれており、静かで心安らぐ空間でした。

夕食後にまた風呂へ向かい、今度は秘境の特権である「夜空の星」の綺麗さにまた感動し、来た甲斐があったなとさらに実感する時間でした。部屋に戻ってからは持ってきた本を読みながらまったりとし、寝る前は電気を消して窓を開け、静けさを感じながら眠りにつくことができ、最高のひと時を過ごせました。

次の日は草津に行くため、午前中下山を目標に奥鬼怒温泉郷を巡りました。

駐車場に設置された各湯の説明看板

八丁の湯と加仁湯は宿泊者のみ送迎バスがあるので体力に自信がない人でも利用できます。今回私は下山しながらこの二つの日帰り入浴へ行きました。

八丁の湯:外観
加仁湯:外観

朝からリフレッシュし、最後はお待ちかねのダウンヒル

・・・といっても砂利道をひたすら下るだけですが、山を下る疾走感が最高に楽しかった!アップダウンのため、ずっと下りではありませんが、それでも送迎バスよりも早く下山することができました。

目標通り午前中に駐車場へ到着し、次の旅の目的地 [草津温泉] を目指すため、奥鬼怒温泉郷を後にしました。

・・・次はマウンテンバイクを買って手白澤温泉に行こうと思います。

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