宮城県泉ヶ岳付近山奥にある無料のキャンプ場で水道、電気は一切無い上級者向けのキャンプ場です。今回私は残雪がある冬の終わりに訪れました。
ここは車から200M程歩いた場所ですが、この雪の中でこれだけの荷物を運ぶのは中々疲れました。今回の目的は「野性味あふれる場所」、「燻製」「川の音」として、キャンプ場を選びました。私以外には一人もいませんでしたが、登山客が数名いました。
拠点を据えて早速燻製の準備に入りました。ベーコンを作ってみたくて今回は初チャレンジです。
自分の趣味では「初手はマニュアルを見ない」ことを好んで実行します。想像して実行、結果がどうなるのかを純粋に楽しみ、自分の想定と結果がどうずれているのかを頭の中ですり合わせ、さらに先へ進む方法を考えることが趣味のひとつになっています。
さて、予備知識なしで旨いベーコンになるのか、不味いベーコンになるのか。
チップを燃やすのか暖めるのかもわからず、とにかく実験意欲が高すぎて思うがままに燻しました。
川の音を聞きながら読書をして時間をつぶし、待つこと20分、とても良いにおいがしてきました。
少し脂が多いですが、色、においともに美味しそうなベーコンができました。
食べてみるとさくらの燻された煙とベーコンの脂がマッチして野性味あふれるワイルドな味になりました。非常に強い煙のえぐみは、ほかでは味わえない(飲食店やスーパーに並ばない)自作ならではの味だったことが記憶に残っています。
次回は燻製で卵やチーズを燻すのもいいかな思いながら片付けをして帰宅しました。
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